退職記念というか、44年の総括、そして卒業生へのご挨拶代わりに図録を作っている。
作成と修正でひと月が過ぎた。研究業績をベースにして画像を対応させる。
クラシックな西洋画とビデオ、CGが同時進行していたから構成が難しい。
もうこれで仕上げだと見直す度に、誤植や適切で無い表現が見つかる。
表紙は以前の個人ウェブサイトを踏襲したから迷わず黄色。
サイズはB5にした。A4も価格は同じだが本棚の収納で困る。
当初は余白を多くしてゆとりのあるレイアウトにしていたが、あれこれ詰め込んで、大きく見せたくもなって、余白はどんどん狭くなる。
1ページ目から迷走。真ん中の折り目をどうするか。いろいろ試して結局は真ん中に。
絵画だけでなく、手遊びで作った小物や素描に版画、児童画にインスタレーション、映像紹介、おまけに随想まで入れた。
卒業生の顔を想像しながら、顔を合わせたら話すだろうことを盛り込んだら、こうなった。昔の京都を語るページまである。
300部を印刷し、PDFでWEB配信もする。
ラストの40ページはコロナで終わる。
自分の写真については先月末にも書いたことだが、ころころと気が変わって「世界がどうなっていくにせよ、俺は淡々と生きて行きたい。」という思いで写真を変えた。(明日の朝にはどうなっているやら。)