この数日、これまでのガラクタ制作まとめの図録を編集している。
この見開き画面を21面作り、40ページの冊子にする。
画像を選び出し、歪みと色調、解像度などを補正して、制作年やタイトル、素材を確かめて解説をつける。
長い在職期間で何度か大きな変化の節目があった。その背景を思い出したり記録を辿ったりするのは、とても難しい。
伝記や自伝が不正確なのは仕方ないことだろう。
「あの時、思いきれずに妥協した」とか「弱点を突かれて退散した」なんてことを後世に残したくないから、ウヤムヤにしてしまう。
ウダウダと泣き言を連ねても仕方ないから、淀みないストーリーを演出して「良く頑張りました。」と結論させるべきなのでしょう。
作品写真を探していたら20年ほど前の絵が出てきた。
ロウソクの光が面白くて何枚も描いていた。
離れてみると炎に見えますよ。