金木犀が香らないなあと話していたが、13日、あちこちで花が咲き、香りが広がった。
いつもよりもずいぶん遅いように思える。
同じく遅く始まった後期だが、昔は10月上旬に10日ほどの休みがあって後期が始まるのはこの時期だった。ちょうど良い時候なので旅行することが多かったなあ。
いろいろ準備や登録などで忙しい数日だったが、惰性で流れていたものが見直しが要求されるこの状況、強制が無ければ変化しないものである。
自分の講義は正統に対する異端、中心でなくて周縁をテーマにしてきた(つもり)だが、21世紀生まれの学生の世界観とは大きく離れてしまっている。
また視点を変えれば大震災や今年の感染症など現在の若者の方が大きな岐路に直面させられていると思える。急転直下みたいな変化はしてほしくないけど、学生の就職率はドドンと低下したし、来年はもっと暗い予想になっている。元には戻れないだろう。
基本的に芸術は爆発的な好景気を背景に成長するものだけど、ささやかに日々の暮らしを彩る民芸のような在り方も続いてきた。
いろんな面から考え直したいな。
カタパルトロボットを目指してこの解体を始めた孫No.1。お喋りばかりのN0.2
ひたすら喰いまくるNo.3と今週末も賑やかに過ぎる。