日向ぼっこ

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暖かな一日だった。
例のごとくテニスコートで汗を流す。
先週は風邪が治ったし、あちこちの不具合が週末のスポーツで正常化している。
温泉に行くよりはるかに効果的だ。

しかし我が家は日当たりが悪く、こういう日の午後は悲しくなる。しかしだ。
およそ文化的なところ、街で、日当たりのいいなんてところあるかいな?
パリ、ロンドン、京都、フィレンツェ・・・無印の看板みたいだが,
何処も薄ら寒く日陰が多い街だ。

授業で、影をチョークでなぞるという課題をやってみた。
驚かされたことは描いている間にも影が動いていく。すごいスピードだ。
大学の部屋は日当たりがよく快いが、たいていはブラインドを降ろしている。
移ろい行く日差しは集中力を奪うように感じるからだ。
(居眠りしているのを外から見られないようにということもあるが)
お日様が変化していく様子を眺めながら一日を過ごすのも悪くはないが、それが毎日ではね。

そんな負け惜しみを捏造して薄ら寒さを誤魔化しているけれど、
「これは本当のことだよ。」と女房に言いたい。