銀塩写真

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ようやく異次元ショックから回復してきたが、なんとなくエスニックへの志向は止みがたくて、メキシコ料理を作ってみたり、スパイスを多用したりと余韻が続いている。
今回、オレはデジカメだったけど女房はRICHOのR1というコンパクト・フィルム・カメラを使った。28mmという広角でさらにワイドなパノラマも撮れる。リコーのこのシリーズは名機ぞろいで描写力には定評があるが、今回の写真はなかなか傑作が多かった。じっくり眺めながらデジカメと比較している。
昨日、書店でデジカメプリント入門書を立ち読みしていて、一夜明けた今朝に気付いたのだけど、コンピュータでは街の写真店で自動的に行われている処理を手作業でやっているに過ぎない。手間からいうと退行だ。せいぜいトリミングができることだけが取り柄かな。
コントラストや彩度をあげて色鮮やかな印象を強めたりすることはラボの常識だ。バンコクの寺は総じてギンギラギンの極彩色なので、こういう画像処理がぴったり来る訳だ。
まだまだフィルムカメラにはかなわないぞと思う。操作もシンプルだ。老人はこちらのほうが使いやすい。でも店頭からは姿を消している。

2枚目の写真は墓地近くの家に並べられた鳥籠。犬や猫はいっぱいいるが、小鳥もたくさん飼われていて、とても素敵な涼やかな声で鳴く。