私が見たもの

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薄曇の朝、テニスコート周辺の植え込みをゆっくりと眺める。
なんでもない紅葉だけど、30秒ほど見つめていると色合いが違って見えてくる。
色彩の対比効果で彩度が高まってくるような感じ。
それをデジカメで撮る。
パソコンでそれを見ると、やけに色が生々しい。
何度も彩度を落として調整するが、今朝方に見た色にはならない。
フィルムカメラでもラボに出すと彩度をあげてどぎつくプリントしてくる。
良くない事だ。
しみじみ、とか渋いとか、微妙な表現が失われたら芸術は消滅する。