直島 カラス 制作

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直島の地中美術館で、ジェームズ・タレルの作品を幾つか見た。
100%体験型なので意味無いけど、写真は不可なので再現してみた。
四角形に開いた天井から空を見る。
英語のvoid(虚空)という言葉がぴったり。

今日の新聞で山海塾天児牛大が書いていた文章、「観客の望むものを推し量って提出する娯楽と、新しい価値を提示するアートでは役割が異なる」
「なるほど」です。
アニメーションフェスティバルに市民参加が少ないとか、現実離れした作品を作るとかいうようなFAQには、この解答ですね。
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次回作には鳥のバサッバサッという羽ばたきが資料として必要なので、以前にサイクリングでカラスの群れに道を阻まれたポイントにバイクで向かった。
カラスの声はするが姿は見えない。待つこと30分。動物写真家の忍耐と知識と技術に敬服して帰宅。オマケの秋景色。
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それでは平和公園の鳩でも、と行ってみたら鳩が少ない。それに羽ばたきが早すぎる。隅の方でカラスの姿。
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大学で作品の仕上げ。音やアクションのアイデアがスッと出てきて、サッと完成。良い気分。
帰宅するとき隣の棟を見たら、カラスが。
すぐそこに居たんだ。青い鳥の話みたいだな。