黄葉

天気予報と違って空が晴れ渡っているから今朝は自転車で出勤。

バイクの二倍近く時間はかかるが、快さは20倍といっても過言ではない。

白鷺や木々にあたる光を眺めながらトロトロ走る。

「遙か狂気の群衆を離れて」というトーマス・ハーディの小説があったなあ。

それにバイクは実用の服装が必要だからカッコは二の次だが、自転車は薄着でお洒落に決められる。

授業の後、街で買い物。途中の川岸でたっぷりと黄葉を味わう。

この「サイコーだなあ」という想いを保存しておきたいと、シャッターを押すのだが、思うようには行かない。

ゆっくり絵に描くなどして数時間をともにすると深く印象に残るのだろうな。それぐらい時間をかけると、いい写真も撮れる。

さて、今こういうセットを何個か作って、光の三原色が交錯する展示を制作中。

もうすぐ来週ですので、またご案内します。