卒業制作展

 
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いま、三次のホテルでベッドの中、出張で来ています。卒業制作展の搬入を済ませてきました。
朝から機材を整えたりして学生たちの作業の段取りをしていました。
短期大学は制作展の経験をすると即、卒業ですから、こういう準備作業を先輩から学ぶことができない。毎年それを教員がやっているわけです。
学ぶという方法、手段は多様であるべきなので、先輩から学ぶという機会をどこかで設けたいものです。
主会場の立美術館の様子はまだ見ていないのですが、私が担当するコースは旧日銀で良い展示になってます。
かなり心配していたのですけど、土壇場でよくやってくれました。
何しろ仕上げたのが前日という学生が多くて、どんなものになっているか全く見えなかったのです。
このあたりが絵画や彫刻と違っていて、進行状況がつかみにくい。まあ「指導」という名の教員による干渉ができないというメリットもあるのですけど。
30年以上前に、長老の芥川先生が「若者の瞬発力に驚かされる」ということを書かれていて、当時はピンとこなかったのですが、今になるとわかります。
「へえー、そうだったのか!」というぐらい実感できる。
ワタクシもそんな年齢になってしまったのです。
 
今朝も厳しい冷え込みだったが、きょうの作業中、右足膝がなんとなくカクカクする。
土曜日の朝、近所の山を早足で2時間少し、歩いてきたのが響いているのかな?
白木山で超健脚の同僚を見たので、鍛えなおさねばならん!と意気込んでるのだが、無理はしないほうがいいのかも。 
2月は全国の美術系大学の制作展が開かれるので、いろいろ見て回りたい。