車窓から

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雪も峠を越したようで、センター試験の受験生を迎える立場のものとしてはホッと一息。
3日連続で自転車に乗れず、電車通勤で、先日に買ったコートや帽子が大活躍。
電車に乗ると皆さんの服装が気になる。お洒落に決めてる人を見ると気持ちがいい。
帰りの電車では参考書に見入っている高校生が目立つ。一夜漬けでもがんばろう。
ことしもたくさんの若者が大学入学を機にこの町を離れて行き、帰ってくる人は少ない。
18歳でほかの町に移るというのはどんな気分なのだろう?
この町で暮らした18年はどんな影響を与えるのかな。
自分の子供のことしか考えられないけど、さまざまなケースがあることだろう。でも、このあたりのように開発が始まって30年ぐらいの所はどこにでもある。こういう蓄積のない町が「故郷」になり得るのだろうか。
20分ほどの時間だが飽きもせず高架の車窓から風景を見ている。山に沿って走るので、四季折々の変化が楽しめるけれど、家屋の広がりからインスパイアされることはない。
「見おろす」という視点からはリアリティを見つけにくい。やはり自転車で枝葉末節に触れて動きたい。
幸福になる秘訣が、そのあたりにあるかも。