雨宿り

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母親がさびしがっている様子なので急遽京都に、また来ている。
それでも家にじっとしていることは無いので自転車を組み立て、あちこちブラブラ。
稲荷から深草までの旧街道沿いで見かけた竹垣の民家。
生家がこんな作りだった。
もっと貧相で竹は加工されていなかったから、すぐに虫がついてボロボロになったものだ。
このあたりでは古い店も多く残っていて、芋屋さんでポテト、豆腐屋さんで木綿を買って帰る。
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その途中、駅前付近で激しい雨に会い、雨宿り。
このあたりの幼稚園に通っていたのでどこか懐かしい。
2.3mという看板がある右手の小路を入ったところにチュウド*・マサズ*という幼稚園の友だちが住んでいて父親は画家だと聞いた。父親のアトリエだったのかもしれないが広い板の間で高価な鉄道模型を組んで遊んだ記憶がある。やはりこの近くにはチュウド*・カ*コという園の同窓生が居て、その人とは高校3年になって美術大学受験のデッサンを教える教室で再会することになる。
彼女はデッサン講師の美大生と結婚したのだが、しばらくして別れた。どうしているのかな?そういえばこの近くには詩人ランボーみたいな雰囲気をもったヤマザキという友人も居た。
30歳を過ぎてから音信も途絶えたが・・・・・・・
等など、15分ばかりでいろいろ思い出した。やはり故郷なのだな。
 
ところで、左手のバー。店は閉じているようだが「どん底」ってゴーリキーの小説だったような。
どんな店主でどんな人が集まり、どんな会話が交わされたのか。