崩壊

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連休最後。
昨日は「I'm not There」を見て、アメリカも、まだまだ芸術を志向していると感心したので,しみじみゆっくりと芸事に集中しても良かったのだが、集中となると即コンピュータになってしまって身体的にはよろしくない。
ということで実に久々に太田川上流のサイクリングに出かけた。
汗まみれの筋トレなんてものは卒業したので(そういう気力が失せた)近隣から峠まではバスで輪行
いつものような快楽コースを想定して走り始めたが、中間地点で大きな山崩れによる通行止め。
大概は自転車なら通れるのだが、周辺はカラスの巣窟みたいに怪しげな雰囲気になっていて落石現場は大量の土砂と樹木で水面まで人の通る余地もない。
どうやら修復の見込みもなく放置されるようだ。
この数年間の災害と荒廃。恐ろしい新時代に突入したことが実感される。
何度もこのblogで紹介した理想のサイクリングコースだった。子供たちと共に走った世界に誇るべき道だった。
それが、グジャグジャになって廃道になろうとしている。
なるほど
俺の感性は過去を向いているけれど、その表現は先端を目指して
この気持ちを伝えるしかない。