骨髄穿刺

骨髄穿刺(こつずいせんし)を日赤で受けてきた。

「骨の髄まで穿って刺す」というのだから、この字を見ただけでも怖い。

実際に受けてみると生検のなかでも軽い方だと思われるので、もう少しソフトな名称にすれば如何だろう。ちなみに英語「bone marrow puncture」は可愛い感じだ。

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その後、午後の街に出てみたら、アーケードは人がいっぱいで大通りも普段通り。

日赤では採血担当の看護師がマスクだけでなく防護用のメガネをしていたし、職場の入試でも消毒薬とマスクで警戒していたのに、拍子抜け。

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太田川沿いの散策路ではサイクリングやランニングの親子連れも多くて、日曜日のイメージだ。経済活動の厳密なスケージュールが壊された一方で、冷静に生活を見直す機会になっているのではとも感じる。

地域の感染者が1人で、空もこんなに晴れ渡っているから楽観的になれるのだろう。

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ご近所から菜の花をたっぷり頂いた。眺めてよし食べてよしで大好きな菜の花。

イタリアでも中国でもいっぱい咲いていた。

ベネチアやローマに人が居ない光景をウェブサイトで見る。信じられない。

斜塔で有名なピサのカンポサントで壁に描かれた「死の勝利」を思い出す。

人類は何度も疫病に襲われていて、その救済が宗教と芸術に求められた。

さて、現代に宗教と芸術の出番はあるか?