三倉岳

秋の田舎道を1時間走って松が原の朝市へ。目玉の野菜は瞬時に売れる。席取り競争のようなオープニングを仕切るのは46年前のインド旅行で知り合って以来、ずっと年賀状だけで繋がっていたHさん。

ずっと小学校の教員をされていて、便りのたびに子供が増え、孫も増えてあちらは8人も。退職後、お会いして旧交を温めることになるとは!年賀ハガキの一枚がつながる縁。

そこから近い三倉岳。ここに登りたいと言っていた孫は授業参観で来られなかった。若い時から何度か登っている思い出深い山だが久々に見る直立した壁に圧倒される。

高い段差の石階段がずっと続く。

頂上近くは鎖場

これは楽しい。ロッククライミングのトレーニングがあちこちの岩場で行われている。

山頂近くで昼食。「今日の唐揚げは特大だよ」と先ほどの朝市で買ったお弁当350円。

オニギリも大きい。

九州からも登山グループが来ている。確かに魅力のある山だが小学4年ぐらいでないと無理だな。

かなり疲れたけれど、ちょっと綺麗なものがあると元気が出る。

帰路に立ち寄った八田家住宅。地域一帯を支配した豪農で、明治初期の一揆で門に傷が付けられたという。隣の民俗資料館で古い生活道具を見ながら、現在のありがたさを思う。