病院デイ

朝、家を出て日赤に向かう。この12年間、何度も繰り返した移動だから何処で車線を変えて混雑を回避するかの選択で迷うことはない。

採血の看護師は名人で、手の甲という難しい場所なのに全く痛みを感じなかった。

今日は久々に女房も同行したので診察を待つまで千田公園などを散歩しようと外に出たら雨だった。台風のせいで天気の変化が早い。

本を2冊ずつ持ってきているからゆっくり読書。でも俺はほとんど居眠り。

3日連続のテニスの後はいつも疲れ切ってぼんやりしている。週2回が限度なのだが消耗するのが男の定めだ。

検査結果は緩やかな進行。少し安堵する。年末までは今の暮らしが続けられるだろう。

でも来月末にまたCT。進行が加速する可能性もあるから。

会計を終えたら1時になっていた。日赤のパーキングは8時間無料だが、これを超えることが何度もあった。

近くの自然食品食堂でランチ。インテリアが改装されていたが改善ではない。残念。

夕方も掛かりつけ医へ。

盆休みの前に常用薬を貰っておかねばならない。ここでの1時間半で糸井重里の「いつか来る死」と金田一秀穂の「日本語大好き」を読む。

先週は伊藤比呂美の、やはり死に関する本を読んだけど、女の匂いが強すぎて胸焼け。

それでも「死ぬまで生きる」と言う言葉が残った。

これだったら出来そうだけど、すごい言葉でもある。

「言葉」というコトバが出来過ぎているという話もこの何冊かの中にあった。

ドンブリみたいに雑品をカバンに放り込んで使っていると、ノートがグジャグジャになってしまう。ほぼ日手帳がグジャグジャになったので、これにもバンドを付けた。

明朝は広島の最低気温が歴代最高になるかもという予報。

アジアの各地の気温を調べるとダントツ日本が一位だ。もうこんなことしか自慢にならなくなっているのかな。