フィットネスクラブ

明日から京都だ。今回は父の17回忌と母の白寿。近隣のものだけで集まることにしたが、それでも15人になる。

スポーツジムのお試し券が週末で期限切れになるので、ちょうど鬱陶しい天気だから行ってみた。普段からよく行ってるモールの3階、シネコンの向かいでかなり大きな施設だ。

要約して描いてみたが、ジムだけでもこの3倍はある。他にヨガやダンスっぽい教室と上の階には25mのプール。

平日午前なのに結構人がいて、意外や若い人も多い。

まずは筋トレから。器具の使い方を優しく教えてくれる。15段階ぐらいの負荷調整ができる装置で軽い方から5段目にするとほとんど動かせない。下手をすると筋肉を痛めるだろう。「こんな重いのを使う人、居るんですか?」と尋ねる。ここには居ないけど世界には・・ということか。

バカにしていたウォーキングマシンや自転車漕ぎも試してみる。

歩行の標準は時速4kmと言われるがかなり早いステップになる。

窓の外は雨だ。緑井から八木方面が眼下に。

軽く汗をかいたのでプールへ。何年ぶりだろう。タンスの中でゴーグルとキャップがくっ付いていた。10年以上かな?トルコの温泉パムッカレで泳いで以来だろう。

水の中でおばさん、お婆さん連中が連んでお喋りに興じている。

何とか150mほど泳いでサウナとシャワーで上がり。風呂とマッサージ機まである。休憩室で弁当を食べてのんびりという人も。

なるほど話には聞いていたが、こういう生活もあるのか。退職者、高齢者のよくあるパターンのひとつ。

ジムの隣がゲーセンで、こんな所にくる奴おるんかと思ったけど、若者よりもシニアが多いという話も今回知って呆れた。

 

この後、別棟にリニューアルオープンしたツタヤなどを回る。

この緑井周辺は整備が進んで、日本中、何処にでもある空間になっている。

これが100年前の田園に替わる、現代人の心安らぐ風景なのかもしれない。

「何故、俺はこんなところにいるのだろう?」なんて考えなくなるもんな。

女房が毎日の買い物をこのあたりで済ます理由がわかる。

地元の書道筆が店に並んでいたので、小筆を買って帰り、俊太郎の詩集を写す。

でも暇な老人が図書館で本を書き写してるらしいから、その方向に進んでるのかも。