「美味しそうな弁当を買ったから何処か外で食べない?でも道は混んでるよ。」
と言うから、近場へバイクで行くことにした。
70歳を過ぎた2年前から時々やっている「年甲斐もない事」のひとつである。
「さて、どこへ行こうか?」と走りながら相談して動物園に決定。
我が家から20分程度だ。
二輪なので駐車場は無料。65歳以上だから入園は170円。格安。
さすが連休で若い家族連れで賑わっている。
犀をスケッチしながらお弁当を食べる。その後、バッファローや象なども。
孫が居たらできない楽しみだ。眺めているだけでは得られないいろんなことに気づく。
シマウマの模様の規則性はキリンには見られない。シマシマが無ければロバだ。
鳥やバクなどもスケッチ。トラやライオンはベッタリ寝転がってるだけ。そういえば「ライオンは寝ている」というヒットソングがあったなあ。
猿の園舎に「入居者募集」の貼り紙があって、3食付きで休日の勤務なども書かれている。なかなかに厚遇されているから希望者もいるのではないか。
檻の向こうから観客を見る。こういう男と女からこんな子供が生まれるのか、というサンプルが次々に現れて飽きないだろう。
年金生活者は連休だからと浮かれ出るべきではないのだが、あまり世間から超然としているのも窮屈だから、ほどほどに付き合いたい。
週末は雨らしいから陽気に任せてぶらぶらしていよう。