成人式にはもちろん行かなかったし関心もないが、京都駅前ではこの日になると羽織袴に和弓を背負った人の姿が目立った。三十三間堂で開かれる通し矢に参加する人たちだった。
和弓をする方に聞くと弓はスポーツでなく神事であり、的に当てるのでなく邪気を払う行為だという。中島敦の「名人伝」につながる話である。
全然次元が違うのだけど青竹を入手したので弓と矢を作った。
弦の長さは70cmぐらいでタコ糸を張ったオモチャであるが、結構飛ぶ。
的を狙う集中が無心にさせてくれる、つまり邪気を払う事になるのだろう。
成人式といえばずっと15日だったが、その日はたいがい悪天候で寒くなる。
明日からまた京都行きなので天気をチェックしてみると、やはり週末は雨みたいだ。
今度は5日間の滞在になる。何をするかな?