嵐山

暖かな好天で、しかも風がない。これなら自転車で遠くに行ってもいいなと、嵐山を目指す。七条を西へ進んで桂離宮から川沿いに北上、45分で渡月橋に。 さすが観光客がいっぱい。ずずっと奥まで。小倉山の展望台まで登る。 対岸の中腹に大悲閣、眼下には料亭と保津川下りの船。これは描くしかない。筆ペン、水筆の出番だ。 隣のベンチに座ったアフリカ系男性と白人のカップル、黙って風景を眺め続けている。周囲からはフランス語。彼らは何を感じているのだろう?


小倉山の登山道に沿って延々とフェンスが張られている。猪や鹿を防ぐものだろう。「紅葉踏み分けなく鹿の・・」と詠われた小倉山はあまり情緒を感じさせてくれる所ではなかった。 下山途中には猿の群れと遭遇。牽制で口笛を吹いたら大猿達が一斉に戦闘モードに。引いてお見送りしていたが、次々と猿の群れは続いて10分以上も足止めされた。 これは吉凶いずれかな? 帰りに走った桂川沿いの道は「京奈和自転車道」とあった。和歌山まで伸びとるんか?そこまでは走れんで。