目覚めたら雪景色だった。道路も白い。

女房がコート予約に車で行くのを止めさせて、俺が電車で行くことにした。

一応、冬用タイヤを装着しているが慣れないことはするべきではない。

毎年一度は見る駅からの眺め。速度を抑えているアストラムは10分遅れ。JRも遅延しているから乗り換えも成り行きまかせだ。

大通りは積雪も無く通行量も少ない。車でも大丈夫だったなと思うけど、非常事態に興奮して張り切る性格だ。「行かねばならない」こともとても減ったから、嬉々として出かけたのだと振り返る。

こういう時に頼れるのはやはり徒歩。3.5kmぐらいは歩いたかな。雪景色を楽しむ。

白い画面に少しだけ絵の具をつけたときの美しさ。塗り込むほどに泥沼化してしまうのだけど、塗り進めなければ収まらない。

何か人生に似ている。

スタイリッシュな生き方は泥臭い生活にかなり負い目を感じているのじゃないかな?

バカでない限り。    余白の使い方・・・・・・か。

名刺サイズの色カード作りも続けている。だから上記のような発想になるのかな。

 

W杯決勝戦、これほどの充実は滅多に見られない。メッシとエムバペ、卓越した才能ってあるものだ。