彫刻についての入門書を読む。英語だけど知ってることが書いてあるからだいたいわかる。(これまでに自分が考えたことがなかった事は、日本語でもわからない。)
でもこの本の日本語版を考える、つまり翻訳しようとすると、難しい。
英語独特の表現を直訳しても日本語にならない。ここで要求されるのは高度な日本語能力だ。英文和訳は国語の試験だと言えるだろう
「・・・をして・・・・せしめよ。」なんていう言い回し。変だなあと思ったけど、そんな逐語訳が必要な時代もあったのだ。
ところでこの逐語訳という言葉、「ちくごやく」と読むけど、ずっと「ついごやく」と読んでいた。隧道(ずいどう)は「ついどう」、完遂(かんすい)は「かんつい」と読んでた。ガックリくるけどあまり気にしないでおこう。
そういうマチガイの塊として70年を生きて来た。
懺悔録を書くかな。