土日の二日間、天気も悪かったけど終日籠って図録の版下づくりに専念した。
「いろいろやったもんだなあ」と思ったり「何だ、これだけかよ」と落ち込んだり。ゆったりしたレイアウトの40ページを考えているからセレクトが難しい。
今日も卒展鑑賞で訪れてくれる卒業生で賑やかだった。
コロナで失職した人、東京から日帰りで見に来てくれたマンガ作家、オブスクラ常連さんなど。皆さん、俺の昔話を聞いてくれるから、ついつい喋りすぎてしまう。
こういう無駄話が俺の取り柄なので、作品よりもホラ話が記憶されるだろう。
だから今回の冊子にもコメントをたくさん入れてみた。
図録をゆっくり見てもらうためにもコメントは必要だと思う。
高いクオリティと内容がないと画像だけを注視してはもらえない。
通常は添えられた言葉に導かれて画像でそれを確認することが多い。
テレビなんかは造形作家に「作品を一言で言うとどのように・・・・」という愚問を連発している。売れてる作家はそれにうまく答えていて感心させられる。
真似できません。誰も俺にはそんな質問をしないけど。