家に居ることが多くなると、再々、近所を散歩することになる。
ルートはほぼ決まっていて、8年前の療養生活での散歩と同じだ。
宅地化が進んで風景よりも植物の細部に目が向くようになっている。
ちょうど春から夏の成長期で毎日の変化がおもしろい。
健康のためには大手を振ってしっかり歩かないといけないそうだが、我らはぶらぶらフラフラ、女房はハサミと小袋、おれはカメラの採集モードだ。
少し前までは柑橘系の香りが漂っていたのだが、今は圧倒的に栗の花。
艶かしいというか青春の疼きみたいな。
そういえば最近、デビュー直後のビートルズ、レノンの歌を幾つか聴いた。
中学から高校あたりの夏の夜のモヤモヤした疼きが蘇る。
今年は結成60年、解散50周年になる・・・・・
女房とも43年か・・・・・・