女房の誕生日で平和公園を見下ろすホテルのレストランに。
橙色の矢印の最上階で女房の還暦の祝いをしたが今回はぐっと低い。
けど15階からの眺望も悪くない。青色矢印を強力望遠でアップすると
平和公園と宮島を結ぶ遊覧船。そこそこお客さんも居るようだ。
広島もなかなかに都会であるな。
味と量はいまひとつだけど眺望と室内空間は素晴らしい。
この後、平和大通りを東に走って現代美術館へ
「アカルイカテイ」というテーマの展示には何も期待していなかったが
江上茂雄のクレパス画に惹きつけられた。
貧しい生まれ育ちで絵画を学べなかったことや、67歳から30年間、毎日出かけては一枚の絵を仕上げて帰る暮らしを続けたというエピソードも良いのだが
何よりも絵に力がある。描くことは凄いことだなと説得できる力がある。
8点だけだが良いものに出会えた。
「これはおもろいな」と楽しめた出光真子のビデオ作品。
この人、出光の娘でアメリカで結婚していた相手がサム・フランシス。
シェル美術賞展が続いている理由もこの辺りにあったのか。
1940年生まれというから、小野洋子や草間など元気な女性の系譜につながる方のよう。
エスニックな布もあり、断片的な展示という印象も受けるが、バラエティに富んで新鮮な刺激を与えられたので当たりでした。
午前中のテニスでは4戦全勝だったし、天気良し、調子よし、気分良し。最高だね。