県立美術館で酒井一彦さんの絵画展を見た。多彩な画材を自在に使ってストイックな世界を描いているので、俺はこの人の絵が好きだ。
この絵に驚く。一昨年に亡くなった姪っ子にそっくりなのだ。
幼い頃のイメージがそのまま。
成人してからはPowerful Active Global の言葉通りに生きていたから「何で死んだんか、信じられへんわ」と、あの世で息巻いている姿を想像するのだが・・・
静かに眠っている。 レクイエム。
職場で測った血圧が異常に高くて頭もドヨーンと重いので、脳梗塞で突然死したり寝たきりになるのではと恐怖を感じたから、血圧計を買った。
WEBで見ると「高血圧=サイレントキラー」という文字が頻出する。飲酒を控え、体操してみたりして数日間のデータを持って掛かり付けの医師を訪ねた。
「運動もしていることだし、塩分を抑えた食事にするとすぐに下がります。念のため軽い薬も出しておきますが」とのことで一安心だったが、手首で計測するタイプの血圧計はボロクソに否定された。
「両側に骨がある部位では正確な数値は測れないことは学会の常識です。買い換えてください。」
ということで通販で買った廉価品を返品して、そこそこのものに買い換えた。
店頭展示は半数が手軽な手首計測になっている。売るためには御構い無しでしょうと医師は言う。
AMAZONにも医師の意見を伝えて返金を了承させたのだが、評価に出してまで搔きまわしたくない。トップメーカーのOMRONは昔から親しみがあり邪魔はしたくないのだ。
スマホに連動してデータが送られ、変化や平均が図示できる。二人分のデータが記録されるので、朝夕二人で測ってみよう。
これに血糖値が加わったら完全に老人生活だ。
頭の鈍重感は花粉症だったみたいで理由が明らかになると不快感がすうっと消えていくから不思議なものだ。数日で元の自分に戻れた。有り難や。
校舎の解体はわずかに張り出し部分を残すのみとなった。
ちょっと遺跡みたいな光景になっている。
このまま残せばいいのに。瓦礫の山って美しい。