猫が元気

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我が家の猫が19歳になった。人間なら96歳の高齢だ。

年相応に数年前から動きが緩慢になり、2年前からは階段を上がれず、居場所としていた押入れの奥に篭れなくなっていた。

それからは俺の部屋に居座ってもっぱら作業机の下、つまり俺の足下に寝そべっている。一時は、先行きも怪しく、お別れも近いなと思うこともあった。

それが1週間前から動きが活発になり、ヨタヨタしていた足取りも軽快に、じゃれついたり噛みついたりも始めた。

ここ数日は庭に出て手水鉢の水を飲んだり草をかじったり。活発だ。

信じられない。

 

職場は閉じたままだが毎週病院に通って居て、生活の中軸がそちらにシフトしてきている。治験でやたらと検査が多く、この際だからあちこち何でも診てもらおうというモードだ。

治験薬の副作用なのか点滴後にとても血糖値が上がる。もともと境界型の糖尿だから少し不安になっていたら専門医が対応してくれた。

まずはデータを収集しようと上腕の裏側に五百円玉大の円盤をピタリと貼り付けられた。これで2週間の血糖値変化が記録されるという。

病院の読み取り機で即グラフが出てくる仕組みだ。担当の二人の医師は片手にスマホを離さない。話も明解で早い。同年輩の主治医とはえらく違う。

ということでセンサーを装着しての日常生活。風呂もスポーツも気にならない。

このような装置で行動記録もできるようになるだろう。もう出来ているかも。

コロナ対策の必需品になるか。