アクティブ ラーニング

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やっと天気が回復して自転車で通勤。ひょっとして3週間ぶりのことかも。
久々にペダルを漕ぐと、途上でいろんな発想や感情が生成していることを自覚する。
全身に血を巡らせながら独りになって物思う時間、ありがたい。
でも、かなりくたびれた。往復の22kmはなかなかにハードだ。

職場で「アクティブ ラーニング」に関する講演が連続して開かれている。
有効な方法だと思うけど、やたらとグループ討議とか集団的な学習が出てきて、あれは嫌だな。
対話だとかリーダーシップとかゾッとしてくる。
そこまで「アクティブ ラーニング」にこだわるなら学校をやめて旅に出れば良い。
職人が旅回りをしながら腕を磨いた時代もあった。
そろそろ学校という制度が終わりになってきているのだろう。
今日「学校で教えてくれない音楽」という新書を読んだ。
著者の大友良英は小学校で音楽と体育の時間が一番苦痛だったと言う。この一言ですっかり共感してしまって一気に読んだ。
文中に知り合いの名前が幾つか出てくる。我が息子もずいぶんお世話になっているようだ。
美術は音楽よりもはるかにオープンだと思っていたけど、抑圧的なものになっているかもしれないぞ。

ところで沖縄、いろいろ考えさせてくれた。観光は光の側に目が行くものだが当然に影もある。
住めば都と言うが、通り過ぎるから天国であって、留まれば執着や苦が生じるものだ。
那覇周辺に東京っぽさを感じたのは地形のせいだろうかなと思って、フライト数を調べたら何と一日に38便も飛んでいる。札幌、福岡、大阪に次ぐ数だ。
外国人も多いのでついでに調べると年間で12億人もの人が海外旅行をしている!ちょっと信じられない数字なのだが、このデータに衝撃
http://unwto-ap.org/wp-content/uploads/2016/09/Tourism-Highlight-s-20116.pdf
物や人の移動がここまで多くなっている。
頭を切り替えるのが大変だ。