治療開始

前回、書いたことは病気だけでなく現代人が世界を認識する手段の変化についてであって、日赤の治療が冷淡という事ではありません。念のため。
それどころか実に献身的に世話してもらっています。
担当医もこまめに覗いて声をかけてくれる。ちょっとしたことだけど、すごく力づけられる。
医療と教育を比較するのも乱暴だが、少なくとも、こまめに声をかけることの有効性は共通している。
なるほどなあ。しかし、定年近くなって感心していていいのか!
今日はまず肝臓生体検査から始まる。
この検査だけでも二泊三日で、丁寧な説明を二回も受けると、どんな怖ろしい検査かと思うが、実際は3年前のリンパ節生検とは大違いにジェントルだった。
肝臓という部位だけに万が一の対応なのだろう。
続いて本番のインターフェロンの点滴を受ける。
何ということないなと、たかをくくっていた1時間後、経験したことのないような悪寒に襲われ、両手が震えた。ムカつきも強かったが昼食抜きだったから、ほとんど食べてしまう。
欲深い人間なのだなと、いつも思う。
いや、欲というよりケチなのだ。自転車もスーパーカブプリウスも18切符もガラクタも作品も・・・・
解熱剤が処方され、症状はスパッと消える。すごい。
このさじ加減を見るために入院させるのだな。それと免疫力低下の感染予防か。

暇なもので本日二回目の更新。