雑草

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息子が車を購入し、それで出勤するというから同乗させてもらう。
車内にタバコの臭い。やれやれ。
でも、若い頃、自分もやっていた。
兄貴と一緒にカッコつけてくわえ煙草でドライブしていたら,風で火が飛んでズボンに落ち「ギャオ!アッチッチ」
そんな事を思い出すと何も言えない。ひととおり馬鹿な事をやって大人しくなっていく。
忠告を聞いて災いを回避するなんて期待できないことだ。
先日の入院にしても、「生活スタイルを変えないとヤバいな」と感じていた矢先だった。
ドガンと決定的な破滅しないと改められない。
世界史を見ればそんなことだらけだ。自浄作用なんて言葉の上だけ。
大昔にクレージーキャッツが歌った「分かっちゃいるけど、止められない」というヒット曲を近頃よく思い出す。それが人生か。セ・ラ.ヴィ

勤務先は大学の二駅手前なので、そこからはいつも自転車通勤で通っている川岸の道を歩く事にした。通い慣れた道とは思えないほど、新しい発見だらけ。
こんな植物は見た事無いなとか川岸の樹木の美しさは背景の単純さが引き立てているんだなとか、初めて気づく事ばかり。歩くって全然違うことなんだ。