ネガテイブ新年

「あけましておめでとう!」というべきところですが、何という幕開けだろう。

予想したように被害が明らかになるにつれ犠牲者も増えている。

珠洲市輪島市をストリート・ビューで回ってみた。

珠洲市は漁師の街らしく大きな住宅が多い。そのほとんどが崩壊しているとは信じられない。大火で焼き尽くされた輪島の朝市地区は整備された観光地だったんだ。

ストリート・ビューほど隅々まで写した画像記録は無い。

地域の民家は板壁が基本のようだから、火災では一気に延焼しただろう。

それも、お正月の午後に。

我々は次男一家、三男一家と地元の氏神様へ初詣。

近隣の人で混み合って行列を作ってお参り。こどもオミクジは吉ばかり。

その後、公園でキャッチボールや凧揚げ(やっぱり上がらんかったけど)で体を動かして三男宅へ戻ったら地震の速報が入っていた。

ここに長野の長男一家からビデオ通話が入って大混乱。

みんな、十五人が無事で元気に暮らせているのだから、こんなに有り難いことはない。

津波など突然の災害ではこうした家族の記録が失われてしまう。

ウェブ上のクラウドに保存しておけば、世界のどこからでもアクセスできるので、仕事の情報もそちらにあげておく人も少なくない。

災害からの復興は時間がかかるから、可能ならしばらく離れて転地する。難民ということになるが、そういう対応が世界中で起こっている。

「平穏無事」で書き初めをするか。