12月14日

タイヤを買い換えた。年平均で1万キロ走っていて、もう直ぐにメータが3万キロになる。そろそろ替え時かなと思っていたら来週から寒波の予報。前と同じオールシーズンを注文した。

前回も控え室から作業を眺めていた。ブログを検索すると3年前のちょうど同じ12月14日だった。コロナの感染が急拡大して市内の施設が閉鎖され、開催目前だったオブスクラを中止したり、卒業制作展を学内展示に変更したりとドタバタしていた日々が甦る。

フワ〜あっと過ぎた3年間だと感じていたが、それなりにいろいろあったのだと読み直す。「これからは記憶でなく記録だ」と女房に言ってるが、その記録も最近は手抜きの絵日記になってきている。「伝える」意思が希薄になってきたのかな?

でも誰かに伝えるのじゃなくて、相手は自分だ。自分に語りかけて書き記すことで、何かを考えているのだから、もう少し丁寧につきあっていこう。

ということで、タイヤ交換を待っている間に「放課後の文章教室」を読む。

一昨日、図書館に寄った時に選んだ6冊のひとつだ。

この頃は「子供向け」の書棚から選ぶことが多い。これが子供向けなのか?と思うほどのハイレベルな内容だけど、小学校高学年の「できる子」は平均的大学生よりも知能が高い。ベストセラーのノウハウ本を手に取る大人とは比較にならない可能性もある。

だから、レベルを下げずに、なんとかわかりやすく伝えようとしている「子供向け」は老人にとってもありがたいものである。

そろそろ冬がやってくる。