不安な夢

白く輝く巨大なホイールが、車から外れたタイヤのように猛速で回転しながら地平線めがけて突っ込んで行く。
小さな男の子が所在無く歩いていて声をかけようとするが、そんなことをしても無駄だ、どうぜ我々は生きられない。核戦争が起こってしまったのだ。
そんな夢を見た。

昨日のウクライナの映像が残っていたのかもしれない。

続いて見知らぬ街を彷徨う夢を見る。ホテルの場所も名前も思い出せず不安が拡がる。

しばしば夢の中で起こるシチュエーションだ。東南アジアか中近東みたいな空間。

 

昨日は銀行員を交えて生命保険の相談をした。俺よりも女房が長生きする可能性は高い。10年ぐらいはゆったり暮らせるようにと考えたのだが、後で変な気分になった。

自分が死んでも世界は続いて行くという当たり前のことが少しはリアルに感じられたからだ。子供たちが何とかしてくれると心配してはいないのだが、現実にも眼を向けなければいけないな。夢の中のほうが大変なぐらいだから。