誕生日

午前中、少し絵に色を置く。具体的な描写ではなく、何となく海のイメージを色面で表したいから、作業にならず色の響きを感じ続ける事が大事だ。

そう思うけど、こんなこと初めての体験だ。白い地色が少なくなるほどに難しくなるな。

 

午後は市内のホテルで中華のランチ。

料理は少しずつ長いインターバルで運ばれてくるので、窓の外や周りの人たちに眼がいく。

大多数は同世代のご老人。服装センスはよろしくない。

「5千坪の土地が・・・」とか「住宅ローンを払ってやろう・・・」などといった会話が聞こえてくる中で、息子一家からラインが届く。

立ったばかりなのにもうカートを押して走り回っている。みんなと一緒に手拍子まで。

卒業生を送る会の出し物に立候補してピアノ連弾をする。その練習風景。急速に上達している。隣人にして同級生でもあるこの二人の母親もピアノを弾く。アーチストを目指してもいいだろうけど、楽しい時間を過ごしていて良いなあ。

高校の学園祭で演奏した俺のギターと生物教師U先生とのマンドリン二重奏を思い出した。良い記憶を持つことが一番の幸せだ。

 

なんと2時間という長丁場のランチだったがこの飛び込み動画で退屈せずに楽しめた。

今日は、女房の誕生日で、ちょっと張り込んでみた。

帰宅してからも次々とビデオ通話。みんな元気、これが1番のご馳走だった。