いつもの薬が少なくなってきたので掛かりつけへ行くと待合室はいっぱいだった。
出直すことにして郵便局で振り込みの記帳をする。年金が振り込まれていた。
このために積み立ててきたのだから当然なのだけど、働いてないのにお金が入るのが奇妙な感じだ。こういうチェックをしなくてはと思いつつ、数ヶ月も放り出していた。
ハガキを買った後、そこらあたりで買い物でもするかと周りを見ると、ボロくて汚い風景が目の前に。
手荒くスケッチして帰宅後にペンで描き起こし、デジタル彩色。
前から台北やバンコックの裏通りを感じていた場所だが、長雨の後でゴチャゴチャ感が深まっていた。
どうしようもなくつまらないところが旅先の記憶に残っている。
そういう所、つまりどこでもいいのだけど描いてみるのも悪くないな。
これなら今の日本でもモチーフに困ることはないだろう。