一日を過ごすことよりも、それを記録することの比重が増しているような倒錯を感じてしまうこの頃だ。
インスタ映えするとかアクセス数が多いとかが価値になる。
それはともかくも日々の記録に徹して行こう。
定期検査で日赤に向かう。桜満開の時以来だけど、すっかり新緑になっている。
スミレ、タンポポ、シロツメグサが同時だ。
生気あふれる季節。もう五月じゃないか。それが不安だ。
日赤近くのコーヒー焙煎店の地下で開かれていた写真展を見る。
ホットなロックライブを撮り続けているOさんは30年前の卒業生だ。
広島で一番の美術写真スタジオに勤務していて、50周年の作品写真も彼女が撮影している。赤い照明が溢れるライブの会場。この一年、ほとんど開けなかっただろう。
この熱気が蘇る日は何時になるのか?
さて本日だが、前後にぐらつきが見られた学童椅子を補修した。
年月を経た味わいがあり、手作業で補修できる。大きな価値だ。
午後はひとりで千年杉の岳山に登る。
樹皮のスパイラルから力強い生命力が発散されている。
体を動かすことと学習とのバランス。
難しいものですな。