図録の編集はキリが無い。
回顧展を開いて来場者にお話しする。そんな形にするのが本意なのだが、ついつい愚痴や泣き言を並べたくなる。
レイアウトを整え、細かな誤植を修正して、無難な言葉を並べておくのが良識というものだろう。そんなスタンダードに素直に従うかどうか怪しいけれども。
午後2時ごろ、発注していた機材がようやく届くと知らせが入ったので職場に向かった。朝の荒天は一変してポカポカ陽気。
職場向かいの遊歩道には常に散歩する人が居る。けれど、日曜かと思うぐらいにたくさんの人。逆光のせいもあったが、みんな薄暗い服装で、うつむいて斜め下を見ながら、ゆっくりと歩いている。
ぞおっとした。Dead Man Walking
日本全国の都会の周辺で、同じような光景が見られるのだろうと想像する。
コロナどころじゃ無いかも。
カメラを出すのも憚られたので描いてみた。手前のおっさん、大きくなり過ぎたな。