連日すごい暑さだ。
常識はずれな天候に翻弄されている。
この季節、線路の盛り土はクズに覆われる。
時代によって雑草の王者も変化しているのだが、近年はこのクズが勢力を伸ばしているようだ。
アワダチソウもクズも単品としてみれば悪くなく、絵にもなる。
それが大量になると、荒んで殺伐とした光景になってしまう。
雑草は人間とは不可分の存在だ。人為との関わりで雑草という言葉が生まれる。
大量生産と画一化の現代を重ねると暗い気分になってくるが、大都会ではなくて地方の町外れにこういう風景が広がっているのが悲しい。見捨てられてる、なおざりにされてるっていう感じ。
最新型の車両が通ると余計にそのギャップが深まるね。
