吉舎へのドライブ

進学説明会で吉舎まで2時間のドライブ。
途中、河畔の何気ない風景がずっと頭に残る。引き返そうかと思ったほど。
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落葉した2本の樹木に澄んだ陽光が差していた。それだけシーン。
思い出して描いてみた。
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1時間早く着いたので文化財の奥家住宅を訪ねた。
200年以上昔に建てられた豪壮な民家。事前にチェックしていても見つけにくい隠れ里だった。
冷たい風の中、10分ほどでスケッチ。
父方のおばあさんはこの辺りで生まれた。120年も前の話。
20代の若さで亡くなっているから、60代半ばの俺が「おばあさん」と呼ぶのも変な感じだが、その人のDNAが少しは俺の中に流れている。
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「おばあさん」がこの辺りを走り回っていたころ、車なんか1台も無かっただろうけど、鮮やかな写真は残されている。
合成したような画像だがオヤジに似たところが幾つもある。
会って話してみたい。「おばあちゃん!」と呼んでみたいけど、困惑するだろうな。