水筆

明日からOBSCURA展示の仕込みが始まる。
風邪気が抜けず咳き込みも強くなってきて、どうなることやら。
デジタルの反動なのか筆ペンがおもしろくて、メーカーの呉竹を見ていたら「水筆」というものがあり、併せて購入した。
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普段から愛用している万年筆と併用すると、一気に明暗が表されて存在が強調されるというか、陰気が増すというか、やはり面の力は強いものだ。
このスピード感がいい。
夢を描こうとするなら、この早さが必要だ。
本来は水彩色鉛筆や固形水彩と使うものだろうけど。
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昨年、北京を旅行したときに公園の路上に大きな水筆で漢詩を書き続けている一群の人たちを見た。
これだと絵の具の公害問題も解決できるな。
描いたものも残らない。
これからの人類に必須のマナーかもしれない。