蒸し暑い午後に

午前中、蒸し暑い中でハードなテニスをして大汗をかいた。

午後はゆるりと書物を紐解くはずだったが、シャワーを浴びて一杯飲んだら、ダラっと良からぬことばかりいたして居眠り。熱帯のトカゲの気分だ。

ラミーの万年筆にペリカンのロイヤルブルーを補充したので、これを持って家から100mの階段に座ってスケッチ。

久々のペン画、墨のように手早く描けないが、これも面白い。

絵とはまとめる力だと思うけどスケッチは観察と発見だ。日本画の制作を見ていて本番よりも草稿が良いと再三感じることがある。まとめる中で失ってしまうもの、当惑と混乱にも価値はある。

青緑とコバルトの即興。この天気なので。