ハンセイキ

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美しい空だった。
久々に自転車。風が強かったけれど苦にならない。
ペダルを漕いでいると、いろいろ考えられる。
職場が設立50周年を迎える。半世紀だ。
めでたいことなのだが反省記という文字が浮かぶ。
まあ、歴史というのは「あの時、ああしておけば、良かったのに」という失策と悔恨の連続であって、正しい決断と努力が実を結ぶというシーンが極めて少なく、だれが悪いというのでなく、善意、熱意が裏目に出ることが多い。
平家物語の「盛者必衰の理」というものか・・・・
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彼岸花が満開だ。
通勤路に土手を背にして民家が並ぶ地区があり、裏庭を拝見しながら走ることになって、それがなかなか楽しい。
納屋に押し込まれた雑物や、片隅に咲く鳳仙花などから何世代かの暮らしが偲ばれる。
その中で生きたいとは思わない。
ちらりと眺めながら通り過ぎる。
また、どこかに出かけよう。