CGみたいだ

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県立美術館へ学生の映像作品搬入。
ちょうど地階で開かれている公募団体K会展に卒業生が案内をくれていたので拝見に行く。
いきなり写実の努力作が並んでいて
「写真みたい」でなく「CGみたい」と感じる。
昨日のことだが
学生が持って来た雑誌のチョコレートや羊羹の写真が実はCGということに驚かされたばかりで
幼年期の写真が絵画を模倣したことを考えると、絵画、写真、CGの三つどもえにクラッとする。
この三つを混ぜ合わせた表現は現在の美術のスタンダードなのだが、そういう視野が感じられない。
このあと、館内の資料館で世界の美術雑誌を見る。
新しいトレンドというものが無くなって、この二十年ぐらい全く美術雑誌を見なくなった。
音楽でも同じような状況だな。
収集されてる資料もコンサバな美術ばかりでデザイン系は極めて少なく、CGは皆無だ。
美術館も寂れたシャッター街になりそうだぞ。