アンコールワット 崩壊

3泊5日という忙しい日程だけどカンボジアアンコールワットに行ってきた。
3年ぶりの海外旅行で、体力の確認と共に感性を刺激したいと思っていたのだが、その両方とも目的は達せられたようだ。
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ロマン主義の主要な主題であり、今ではすっかり陳腐になっているのだが・・・
その崩壊が大変なスケールと質と量で散在しているのがこのアンコールワット周辺の地域だ。
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壮大な石造建築が熱帯樹林と絡み合って廃墟になっている。
3年前のトルコ旅行で見たエフェソスやペルガモンは遺跡だったが、こちらは廃墟だ。
といっても、ものすごく多くの観光客で、混雑している。
30年前までは内戦だった。
いまは樹木でなく人間に壊される。
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石積みが崩れるときの自然感は美術の基本だ。
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ラストにこの近辺で撮ったロマン派絵画風の光景を
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