2015-02-19 アンコールワット 崩壊 無題 #練習用 3泊5日という忙しい日程だけどカンボジアのアンコールワットに行ってきた。 3年ぶりの海外旅行で、体力の確認と共に感性を刺激したいと思っていたのだが、その両方とも目的は達せられたようだ。 俺の表現テーマのひとつは崩壊だ。 ロマン主義の主要な主題であり、今ではすっかり陳腐になっているのだが・・・ その崩壊が大変なスケールと質と量で散在しているのがこのアンコールワット周辺の地域だ。 壮大な石造建築が熱帯樹林と絡み合って廃墟になっている。 3年前のトルコ旅行で見たエフェソスやペルガモンは遺跡だったが、こちらは廃墟だ。 といっても、ものすごく多くの観光客で、混雑している。 30年前までは内戦だった。 いまは樹木でなく人間に壊される。 石積みが崩れるときの自然感は美術の基本だ。 ラストにこの近辺で撮ったロマン派絵画風の光景を