風もなく穏やかな天候の午後、このルートを女房と歩く。
さすがにこの周辺は大きな変化が無いので、昔のことをいろいろ思い出した。
長男が生まれて間もない頃だから1978年、20代の女房。RCCの裏あたり。
背後の市営住宅は変わらない。その右手にいま基町高校の大きな校舎ビルがある。
堀端のフェンスは今も同じ。
こういう変わらぬ風景や建物が時の流れを甦らせてくれる。
本棚にいつも置いている1980年頃の写真。
そして21世紀も15年になった。
こども文化科学館も懐かしいところ。孫も連れて来なくては。
講演は美術科が企画した「きみの部屋から宇宙へ行ってみよう!」と題した3D 宇宙シミュレーションソフトMitaka の開発者観山正見氏と加藤恒彦氏によるもの。
ちょっと難しそうなテーマなので市民の方々に参加して頂けるかどうかと心配したが、会場は小さな子ども達から老若男女、たくさんの聴衆で一杯。さすがに宇宙は人気がある。
「地球外生命との交信には1万年という途方も無く長い時間で構想しなければならない・・」等という現実離れしたお話を伺っていると、宇宙科学は超芸術とでも言うべきものだなと感じる。
究極のメディア・アートなのだ。
「地球外生命との交信には1万年という途方も無く長い時間で構想しなければならない・・」等という現実離れしたお話を伺っていると、宇宙科学は超芸術とでも言うべきものだなと感じる。
究極のメディア・アートなのだ。
暗い会場で星空の話なので当然に再三、眠りに落ちる。講演が終わった時には、とても爽やかな気分になっていた。