骨董屋

早朝、京都でそこそこの地震があったらしい。
長岡京の息子のところは結構揺れたというから、下京の母親は怖い思いをしたことだろう。
また絵はがきを出さねば。
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ということで、これは研究室の入り口右手の壁。何か描くものないかなと思ったら目の前にあった。
美術科50年の歴史の中で貯め込んだガラクタのなかで骨董と言えるものだ。
以前はモチーフの主役だったが、最近は出番が少なくなっている。学生指導ではお馴染みだが自分で描いたのは初めてかもしれない。
時計の文字盤のレタリングが素敵だと気づく。こういう観察、発見、構想に、描くことの価値があると考えることが、素描の普遍的存在理由の根拠になっていたはずだが・・・・
そういう視点はいつのまにか理系に吸収されている。
まあ、そういう理屈はさておいて身の回りのモノを描きながら見直すのは楽しいことだ。
明日はPETでリンパ腫の検査。
注射針がうまく入りますように。



左端中程に鍵が掛かっている。これで部屋には入れるので、このブログを見ている方、どうぞ。