病気のオジイサン

いま勢い任せでC型肝炎の治療中。副作用もほとんど無く、これは軽いものだとタカをくくってたら貧血が強くなってきた。
階段の上り下りで動悸が高まり、鈍い頭痛が続いている。
きょう6本目のインターフェロンを受けたので、やっと4分の1の行程を終えたところ。
医師の話では、貧血の際どいところを匙加減しながらウィルスを叩きたいとのことで、あと一月ぐらいで慣れるでしょうと言われてるが、さっと動けるところがグッとつまる。やたらと息苦しい。リンパでも無かった初めての経験だ。
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診察後、県庁へ行って治療補助の手続きを済ませた。画像はその道中の市内電車に関係するパーツ。
確定申告を思い出すような書類と領収書の山。こういう文化もある。
丁寧な対応だが払い戻しは秋になるというから、このスピード感覚はどうなっている?

何もしていないのにくたびれて、コタツで花咲か爺を読み直して驚いた。
意地悪爺さんは許しがたい悪人で、どうして愛犬を殺されて正直爺さんは黙ってるのか?
これはバルカン半島あたりの血の気の多い何とかビッチさんには理解できないだろうな。俺だって絶句だ。ラストに殿さんが出てきて落着するけど、こりゃいかんです。孫には読ませられん。
もっとも、こういう発想が絶え間ない民族対立を生んでいるのかもしれないが・・・・・

近所の孫には、いつも送迎してくれているジェントルでスマートなナイスガイのジイチャンがいて、時々しか会わない俺は何処か意地悪爺さんのような気がしていて、昔話を読み直したのだった。
民話ってなかなかのもんですねえ。