引っ越しの春

同僚が2名、洋画と彫刻の教員が退職する。
それに伴う実習室や研究室の移動で3階の廊下は雑物で一杯になっている。
これを一気に片付けてしまおうと全教員が丸一日、働いた。
主任が先頭に立ってバリバリ動いている。7年前のコース改編では俺が主任だったから、同じように奮闘したものだ。
使わなくなったスライドフィルムを捨てるのが辛かった。綿密に揃えられた視覚資料から、どんな話が展開されたのか、見えてくる。芸術論という科目も次年度から消えるし、いまはもうフィルムの時代ではない。しかし、24x36mmの小さなフィルムの密度。じっと見つめたくなる吸引力。
先日PARCOで30cmLPの特設販売を見て、やっぱりこれでないとレコードを買う喜びは得られないなと再確認したばかりだ。
ということで一部残しておく。
基本的に俺は「残す人間」だ。でも、新品でも捨てたくなるの物がある。
事務机、事務椅子とか事務がつく物は見るのも嫌だ。どうすればこのように全く愛着が持てないようにデザインできるのだろうか?
ということで、ドンドン捨てる。
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久々に散歩に行った広域公園の紅梅。仕事を始めるとあまりブラブラできなくなるのですね。
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久々に孫の守。保育園経由の風邪を運んできた。
我らも暖かさと治療が一段落した気の緩みで伝染したみたい。いかんぞ。