ギンギンの視線


トロンとした集中できない毎日が過ぎて行く。喉の通りが悪くなる以外には目立った副作用もなく安楽に暮らしているが、心のベクトルは過去の方ばかりを指向して50年前に帰ろうとしている。
息子一家来宅。しばし孫と戯れ、昼のウドンを共に食べる。
女房と彼らは三越のドイツ物産展へ。俺は近所の散歩へ。
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息子のお土産を組み立ててみた。繊細複雑な仕掛けと加工。何よりもイラストだけの説明書の出来栄えに感心して、法外な価格は許すことにした。御存知ムーミン谷のミー。
昔から大嫌いなキャラだったのだが、昨年、パルコでのムーミン祭りでピリリと感じるところがあって大きな貯金箱のミーを買って帰り、玄関で仁王様をやってもらっている。
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それでミーのファンと思われたのだろうが、何故ミーにひきつけられたのかな?塩分や糖分を身体が求める時のように、不足を補おうとしていると仮定すると、あのギンギンのミーの鋭い視線、あれがいま無くなってトローンとした眼になっているのかもしれない。