安楽椅子の旅行者

Armchair Travellerという言葉があって、ガイドブックや時刻表で旅を想像して楽しむことだが、最近はこれにWEBが加わった。そして最強のストリートビューのお陰で街歩きがベッドでできる。
いま、レンブラントの田園風景が都市化するという動画を作っていて、参考例を求めてアムステルダムの中心をぐるぐると見て回っている。
イメージ 1
それで描いた風景に歩行者や車を配置する。
驚いたことにアムステルダムには幅が2m以内で3階建ての家も在る。京都と同じように間口に比例した課税だったのでとても狭い家が多くて、これは我々の参考になりますね。
テンプラ建築というのか表側だけにハッタリの装飾を施し、窓を広く広くとって採光だけでなく、家具の出し入れもそこからやっている。
インテリアも見てみたいなあ。きっとすごい工夫をしているはずだ。
周辺部に行くとゆったりした住まいも在るが、こうして旧市街で窮屈に暮らすのも楽しいだろうな。

ランダムに地図上をクリックしていると突然に
イメージ 2
こんな画像が現れてビックリする。フェルメールじゃないっすか?
これはロッテルダムの任意のポイントで背後はこういう景色。風車ってすごく大きい。
イメージ 3


この夏はストリートビューにはまっているが、スケッチをすることで沢山のおもしろさを発見できている。現地を訪れるだけでなく、こういう方法も有意義なものだ。
でも奇妙なことに、街を歩き回ったかのような疲労を同じように感じるのは何故だろう。