夜9時半からの上映だし、観客も少ないから問題ないだろうと、車で出かけた。
「マイブリッジの糸」やはり見ておくべきものだった。
個人でコツコツと制作することの意義、またサウンドの重要性が確認できた。
だが、このような手作りアート系アニメーションとCGアニメーション産業との距離は拡がるばかりだ。映画館に行っている間にWOWWOWのドキュメントでやっていた、フランスのCGアニメーションの養成学校シュパンフォコムの録画を見て、映像言語としての可能性では勝負が付いていると感じた。
未来の美術を切り開く形式はコンピュータをベースにしたグループ制作になるだろう。
もちろん、これを推進するのは次の世代。俺には残すべきものを提示していくというバックアップの側にしか居場所はないのだが、広い展望だけはしっかり持っていたいものだ。
さてさて、9月になって突如、涼しくなった。ワタクシの体調はすこぶる良くなってきたので近隣の山道を50分ほどサイクリング。
やっぱりいいものですな、健康イメージが甦る。これは患者に見えないでしょう?
こうでなくっちゃね。